2011年7月10日日曜日

人足(nin-soku)

 今日は午後から東側用水の人足が行われました。人足というのは、集落の人たち(主に家長)が日を決めて集まり、地域の自治活動を行うことで、その活動の域は非常に多岐に渡ります。
 今日行われたのは、僕が水番を行っている東側用水の草刈作業と用水の土砂崩れ部分にパイプを埋設する作業です。作業は2班に別れて行われました。パイプの埋設は土木作業に秀でた人たち4名が行い、残りの5名は草刈作業です。僕は草刈作業でした。
 写真はパイプ埋設作業後の様子です。土嚢の下に直径60センチ、長さ4メートル、厚さ1.5センチメートルの塩ビのパイプが見えます。こうしておけば冬にこの部分で土砂崩れが起きても用水が埋もれることはありません。すばらしい。
 僕が糸魚川に来て始めて参加した人足は、集落内の水道管を補修する作業でした。水道管は地中に埋めてあるので、シャベルでそれを掘り当て、破損箇所を自分達で交換するのを見て、僕はみんなの作業スキルが異常に高いことに驚きました。
 作業後は決まって慰労会が行われます。僕はもともとお酒の席が苦手なほうでしたが、ここに来てから集会所に集まりうだうだとお酒を飲むのも良いものだと思うようになりました。

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